篤姫 第50回 「一本の道」

2008年12月15日月曜日

大河ドラマ 篤姫

t f B! P L
おおむね好評であった今年の大河ドラマ。
スイーツ御用達??ホームドラマ??
低コストで数字は取れていた??
なんか、そんな印象がある今年の大河ドラマ。

でも、面白かった。
例えスイーツ系でも、ホームドラマだとしても今年は面白かった。
利家とまつと、同じ感じなんだけど、でも違う。
なんでだろう??

主人公の成長具合が見れたからだなって感じ。
島津分家の末娘から島津本家の養女、将軍の御台所、そして大奥のボス。
この過程に、気性は真っ直ぐ、天真爛漫な根っこは変わらない。
ただ、この成長過程に、学び成長していくってなトコが感じられる。

だから、主人公補正、正しい、エライ。
この部分を感じにくいとこが良かったんだなって思う。
主人公補正はいたしかたない。
けど、やり過ぎは、翼クン、キラ・ヤマトとか、やっぱりアレだもんね。

だから、近年の大河ドラマでの主人公がウザイ、ヘタレ。
脇役が渋い、イケてる、とかではなかったのが今年のヒット要因。
なまおんで、主人公を演じた宮崎あおいが巧かったってことなんだろうね。

もちろん、脇も良かったコトは言うまでもない。


実は名君だったという演出の徳川家定の堺正人。


atuhimeiesada.JPG


ニヤニヤな表情は相変わらず。
バカ殿は、今まで沢山いた。
その中でも引けを取らないバカ殿ぶりと、裏の顔。
この2面性が良かった。

特には、ハリス面会の歌舞伎の見栄。
故事をひもとくに、面会のさいに足をバタバタさせた将軍。
これを解釈して、歌舞伎の見栄で返答が味があった。


そして、煮え切らないエリート君の徳川慶喜の平岳大。


atuhimeyoshinobu.JPG



調停に攘夷決行を約束、でも守る気はナシ。
将軍就任してから、諸侯会議を一蹴。
んで、大阪から逃げ帰った。
けど、策はなく、渋々篤姫と謁見。
頭は賢い、ただし、ウソつき。
何を考えているかわかんない。
どうみても信用できない。
それが慶喜ぽっくてよかった。
今までの大河ドラマの慶喜の中で、一番良かったって思う。


自分の役割に忠実、井伊直弼の中村梅雀。

atuhimenaosuke.JPG

強引な政治手腕もさりながら、茶の湯の腕前もピカイチ。
このあたりも、うまく演じていたワケ。
だけど、このヒトは、やっぱり凄い。
大河ドラマの、どの役でもキッチリと味がある役をこなしてるもん。

鋭利の政治家、井伊直弼。
これをどう演じるのかなって思ったけど、凄かった。
特に、家定の遺言を反故にして、惚ける。
なかなかできないよ、こんなん。(笑)

このあたりの3人がトップ3かな。
もちろん、勝海舟、滝山も捨てがたいけどね。
ただ、この3人がインパクトでかかった。
うまい具合に、だれずに適度に良い役があったんで、面白かった。


大河史上最低の坂本竜馬。

atuhimeryouma.jpg

土佐弁も最悪、グダグダな演技。

存在させてる意味があったの??

コレだけは、黒歴史ってことで。。。。(笑)


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