ついに終わってしまった坂の上の雲。この3年間でやっていた大河ドラマよりも、遥かに重厚なドラマだった。まぁ、この3年間、龍馬伝以外はクソみたいな大河ドラマ。天地人、江を13回でまとめてもらって、坂の上の雲を1年間やって欲しかったくらい。
とはいえ、最終回の日本海海戦。これはチト物足りなかった。おおよそ30分で日本海海戦が終わってしまい、あとの1時間って何だったの??ぐらいな間延び感はあった。それに日本海海戦にしても、迫力は凄かったし魅せてくれていた。ただ、これもどうなの??大砲乱射、煙モクモクな戦艦がズラズラとあったけど、どれがどれなのかはよくワカラン。
第1部、第2部の戦争の際、地図をもとに図解入りで説明があった。今回も、これがあった方が良かったのでないかなぁ。「丁の字戦法」、「七の段構えの戦法」といっても、ドラマではチトわかりづらかったかなぁ。それに、旅順攻略、203高地攻略と戦争のシーンが凄かっただけに、日本海海戦が地味というか、尺からいっても物足りなかった気もした。陸戦でお金使いすぎ方のか??
結果、第3部は柄本明@乃木希助率いる陸軍がメインとなり、乃木希助が主人公なくらい。神将か、愚将かはさておき、苦悩する乃木将軍自体は、うまく描けていた。それに引き換え、渡哲也@東郷平八郎は地味な扱いだったわけで、これも物足りなかった。
ポーツマス条約の外交の竹中直人@小村寿太郎も中国、イギリスに飛び回っているところがったのに、一番のメインの条約交渉の部分がなかった。このへんは描いてほしかったんだよ、ホント。本木雅弘@秋山真之の母親が死去、それから海軍辞めちゃおうかな~の悩むシーンをカットしてでも、ここはやって欲しかった。
あーだ、こーだ物足りなかったというけど、それは面白かったからこそ、もっとナントカして欲しいという注文。そんな大河ドラマなんて数年に1回ぐらいのサイクルでしかお目にかかれない。龍馬伝と坂の上の雲でお金を使いまくったから、天地人、江が酷かったと信じたい。来年の平清盛は、きっとダイジョーブです!!
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